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2009年7月16日 (木)

櫻狩り

「櫻狩り」上・中巻
渡瀬 悠宇 著

時は大正九年。一高入学を目指して志高く状況した田上正崇が奇しくも出会ったのは、謎めいた美青年、侯爵家の御曹司・斎木 蒼磨だった。
その時から、正崇の運命が狂おしく迸りはじめる・・・。
愛憎入り乱れる、美しくも悲痛な大正浪漫幻想譚。

衝撃的!!でしたshock
なにがといえば、すべてが。
まず、作者の名前見て、ビックリ!!「不思議遊戯」「絶対彼氏」の渡瀬先生ですよ。見間違いかと思い絵を確認しましたが、やっぱり渡瀬先生。
実際、読んで見て、さらに衝撃的!!shock
内容が・・・かなりドロドロwobbly深い愛憎劇ですよ。
時代背景は大正。この時代設定はドロドロ愛憎劇がよく似合うと思います(笑)
田上に強く惹かれ、愛しながらも、田上を裏切りひどく扱い、傷つけてしまう蒼磨。蒼磨の周辺をとりまく人間関係も、それを許さない。
無垢で、素直な田上が追い込まれていく痛々しさに、涙がでそうでしたweep次々と、これでもかと田上へと襲いくる悲しい出来事。
蒼磨との仲を嫉妬した男たちに、いじめられたり、強姦されたりsadもう、身も心もボロボロなんですよ。

一方蒼磨も、かなり辛い境遇にありましたbearingその境遇が原因となっているのか、かなりひねくれた愛情表現になっています。ただ、田上へも思いは・・ピュアに感じます。ある意味、純愛なのか・・・分かりづらいかもしれませんが。

BL・・・と、はたして簡単に読んでいいのか?同性愛なんですが、文芸的・・・耽美な印象ですかね。

後編が今後発売されます。ぜひ、この二人にはハッピーエンドを迎えてほしい・・切実にそう思うのでした。


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